家庭菜園で夏野菜を育ててみよう

家庭菜園 夏 落花生

 

 

 

落花生はお酒のつまみ、子供のおやつなどに最適な食べ物です。この落花生も家庭菜園で作れるのです。落花生は咲いた花がしぼみ、土中に入り、そこで膨らんであの落花生の形になります。茎になるのではないのです。ですから、花が土中に入りやすいように土を柔らかくしてあげることが大切です。

 

 

種蒔きは5~6月の、土中の温度が20度を超えるころに行います。生育期は夏の盛りで、収穫時期は9~10月くらいです。花は朝咲き、昼ごろにはしぼんでしまいます。しぼんだ花から子房柄が伸び、土中に入り、その先に落花生の実を作ります。

 

 

夏の間土中で育つ落下生は1株につき250~300個だといいます。家庭菜園でも作れるのか不安に思う方も多そうですが、大丈夫です。水やりも殆どいらず、難しい作業もありません。ただ、水やりは子房柄が伸び土中に入った状態の時、土の表面が乾いているようでしたら、行いましょう。水が不足すると実の生育が悪くなるので注意が必要です。

 

 

夏から秋へ移り変わる頃、落花生を観察しているととても楽しいでしょう。日に日に子房柄が土中に入っていく過程を見るのはなんだか不思議なものです。家庭菜園でちょっとした理科の授業のように観察ができます。季節も夏ですし、お子さんと一緒に観察するのも楽しいかもしれません。子供にも家庭菜園の楽しさがきっとよくわかるのではないでしょうか。