家庭菜園 夏 カリフラワー
カリフラワーはブロッコリーと同じアブラナ科の野菜です。ゆでてもビタミンの損失が少ない野菜です。家庭菜園で育てるには夏の7~8月に種蒔きをします。蒔いた後は土を軽く踏みつけておきます。その後寒冷紗をかけるのを忘れないようにします。
育苗箱に蒔いた場合は新聞紙をかけて、涼しい場所に置きます。芽が出たら5センチ間隔に間引きをします。夏の作業で大変でしょうが、しっかりと手をかけてあげないと、家庭菜園での美味しいカリフラワーはできません。
本葉が2~3枚の頃にポットに移植し、1ヶ月ほど苗を育てます。定植は50センチ間隔に交互に植えつけます。大事なのが「結束」です。蕾が7~8センチになったら外側の葉をまとめて上で束ねます。これが結束です。
収穫は夏の暑さもすっかり去った10月~12月ごろです。蕾が12~15センチくらいになったら収穫します。品種としては「スノークラウン」「新雪」など白を思わせる名前の通り、日本では白いものが殆どです。外国では紫やオレンジのものなどもあります。
家庭菜園で夏に育ったカリフラワーを、寒い冬にシチューなどに入れるのも良いでしょう。来年は何を植えようか、そう考えるのも家庭菜園の楽しみです。